福岡のプラモデル専門店 ホビーボックス

零式小型水上機は、潜水艦に搭載される偵察機として空技廠が開発し、昭和15年に制式採用されました。

機体は単葉機かつ、骨組に羽布張りで軽量化されていました。
潜水艦へ格納できるよう、双主翼が折りたためるような工夫や垂直尾翼をぎりぎりまで低くした設計がされていました。

広範囲にわたる隠密偵察に活躍した機体です。
昭和17年には潜水艦イ-25搭載機によるアメリカ オレゴン州森林爆撃が行われ、史上唯一のアメリカ本土を爆撃した機体として知られています。

製品は日本海軍の「零式小型水上機」を1/72スケールで再現したキットです。

成型色は塗装しやすいよう、グレーとしています。
キャノピーと胴体下部の視察窓はクリアー成型としています。

呉式1号4型射出機（カタパルト）を全長150mmで再現。
カタパルトは完成後、展示用スタンドとして使用できます。

パッケージイラストは吉原幹也氏の新規描きおろしで、
組立後に完成品とあわせて展示できるよう、ミニボックスのペーパークラフトがついています。

デカールは2枚1組になっており、
第六艦隊付属飛行隊や試作機の海軍航空技術廠の機番（バラ数字）、
機体の日の丸マーク、コクピット内計器パネル　などを収録しています。

説明書を一新し、デカール組み合わせ表や、塗装指示などを分かりやすく表記しています。